神之鄉

基本情報

著者左萱
初版年上巻:2015年
下巻:2016年

日本版

内容紹介

超人気漫画の新星──左萱(Zuo Hsuan)初の長編漫画作品

二年間の取材期間を経て、大溪(ターシー)を何度も訪れ、ロケハンとインタビューを重ね、

現地の風景を細やかに描き出し、感動的にきらめく人々の感情を描写。

老街の手作り月光餅、普済堂前のベーゴマ回し、

騎馬像の都市伝説、きらめく神秘的な光を放つ大漢渓、

そして廟会(お祭り)の練り歩きと三太子(サンタイツ)の神童……

大学三年生の夏休み、台北で大学に通う夏志薰(シア・ジーシュン)は、

彼にひそかに想いを寄せる美術科の同級生、陳暖暖(チェン・ヌアンヌアン)を連れて、

七年ぶりに故郷の大溪へと戻る。

それは彼が忘れていた子供時代への帰還でもあった。

よみがえる数々の記憶は、まるで神様が導く帰郷の道のりのよう。

阿薰(アーシュン)は徐々に自分自身の記憶を取り戻していく。

幼なじみ、仲たがいした家族、まだ果たされていない約束……

そして、大溪の人々にとって二度目の旧正月──「六月二十四日」

関聖帝君(関羽)の誕生日を祝う遶境(お祭り行列)が近づいていた……

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