阿推

読み方アートゥイ
英文表記AH TUI

作品

作者紹介

重要なベテラン漫画家。かつて時報出版の漫画編集者、飛碟レコードの美術主任、BBDO広告デザイナー、NIKEクリエイティブ合同展のディレクター、実践大学の助教授を歴任。長年にわたりオルタナティブSF漫画を創作し、現在は漫画やビジュアルを中心としたマルチメディア制作、ART TOYキャラクターデザイン、イラスト、ストリートカルチャーの観察や多ジャンルの作品制作に取り組んでいる。

1980年、『歡樂漫畫半月刊』の編集者を務め、蔡志忠、敖幼祥、鄭問、朱德庸、曾正忠といった作家たちの編集業務、デザイン、検閲対応を担当。

1985年、初の著書『太極符』を出版。以来、20作品以上を発表。代表作『九命人』『超人巴力入』は1990年代に台湾漫画として初めて欧州進出を果たし、フランスの漫画月刊誌『KAMEHA』にて連載。多数の作品が海外出版され、『承諾島01-03』は2005年にイタリア語版が発行された。また、20種以上のART TOYを企画・デザイン。

2012年、2013年にフランス・アングレーム国際漫画祭の台湾館展示に参加。

2012年、フランス・モンペリエ新漫画フェスティバルにて個展を開催し、審査員特別賞を受賞。さらにシャンベリー国際漫画祭にも参加し、台湾漫画の国際的認知を高めた。

2014年、新竹県の政策顧問に就任。桃園アニメーション展のメインビジュアルイラストとマスコットキャラクターをデザイン。

2015年、アングレーム国際漫画祭にてバンドとのライブ創作を実施。北師美術館とルーヴル美術館の共同企画展『L’OUVRE 9 開け、ルーヴル九号』に招待出展。

2015年、16年ぶりの新作漫画『野星球』を発表し、展覧会を開催。『乒乓狗』が中国・第12回金龍賞にて最優秀ストーリー漫画賞(金賞)を受賞。『野星球』が文化部・第7回金漫賞でプロトタイプデザイン賞を受賞。『風竹城』が第8回動感金羊賞で最優秀漫画金賞を受賞。

2018年、香港アートセンターで「アトゥイの漫画──かくれんぼ」個展を開催し高い評価を得る。アトゥイの漫画作品は多くの著名人に影響を与え、五月天の阿信、瑪莎、絵本作家ジミー、俳優の鍾漢良、国際的スター林志玲、マレーシアの漫画家張家輝などにも愛されている。

2018年、阿推の1985年のクラシックSF漫画『九命人』のタイトルのもと、常勝、致怡+ZEI+、星期一回收日、薪鹽という4人の優秀な漫画家が、それぞれ新たな解釈で再創作を行い、2019年9月に単行本として出版。

2020年、『九命人〔全シリーズ〕』が完全復刻版として刊行。

2021年、2021台北アートフェアおよびNFT国際アートフェアに出展。

2022年、台南アートフェアで「角色門」個展、台北ART SOLOで「推入門」個展を開催。

受賞歴

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